先日記載した「【メディア】Nintendo Switchソフトの返金制度」にて、アタリショックを調べていた時に面白い記事を発見しました。
せっかくなので、ブログのネタにしようと思います。
アタリショックってなんぞやって人のために軽く説明すると、1980年代前半に北米で起きた家庭用ゲーム市場崩壊のことを指します。一説によると、粗悪品のゲームソフトが乱立したせいで、家庭用ゲーム機自体のイメージが悪くなりすぎて市場が崩壊したと言われています。
そんな歴史的大事件を任天堂さんが知らないはずないですよね。
以下の記事ではアタリショックについて触れています。
今回、私がこの記事で注目したのは、ファミコンのソフト自体は任天堂が一括して品質保証していたってことです。普段何気なくゲームしてますが、ゲーム機本体はもちろん任天堂やSONYやMSが保証していますが、そういやソフト自体って誰が保証しているのかって意識したことありませんでした。
まだファミコンが世に出て間もない頃は、各ソフトメーカーがソフトカートリッジ自体を作成していたみたいです。そうなると、不良品が出てくるようになり、任天堂に問い合わせが飛んできます。
なので対応として、ソフトカートリッジ自体を任天堂が作って、それを各ソフトメーカーに渡すことで品質を保証したって話でした。新しい市場を作り上げると、こういう問題が出てくるんですねー。
市場の先駆者はこういう問題にも対応していくことで、大きな利益を得られるんですねー。
では、Switchのソフトカートリッジも同じ仕組みで任天堂が作成しているのか?という疑問が出てきますよね?
その答えが以下の任天堂の採用ページに載っていました。
まだまだ任天堂が責任を持って作成しているようです。2012年入社の方が検査装置の話をしてくれています。私も仕事で製品の検査装置を担当している人と一緒に仕事したことがありますが、ハードとソフト両方の知識が必要なので、広い知見が必要そうと感じました。検査装置自体に不具合あったら、その製品自体も品質が危ぶまれるので、相当プレッシャーかかりますよね。。
ゲームキューブ~Wii Uまではソフトが光学ディスクだったのですが、これらも全部任天堂が責任持って作ってたのでしょうか。そこはDVDなりBlu-rayの既製品だったら、任天堂は保証しなさそうですよね。この辺は調べても検索に引っかからなかったですぬぬぬぬ。
任天堂はゲームハード自体も開発しているので、こういった仕事もあるんですね。これは、他のゲームソフトメーカーにはない仕事で、色んな仕事があるんだと認識させられ、良い勉強になります!