ターンテーブルのようなゲーム(?)を作ってみました!
ちょうど2ヶ月前くらいに書いた記事「【書籍所感】岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」でも紹介したこの本に、実は岩田さんがメイドインワリオの開発中に、回転するイスの上にゲーム機を置いて、ジャイロセンサーを使ってターンテーブルのようなゲームを作っていたそうです。
岩田さんはくだらねぇーと思いつつも、何故か何回もイスを回転させて遊んだそうです。
くだらないのに遊んでしまうゲームってどんなものなのか興味があったので、はじプロで自分で作って遊んでみました。はじプロって何?って方は前回の記事をご覧になってください。
この動画を見ていただければわかりますが、本当に単純にSwitch本体が回転速度に応じて音楽のスピードが変わるだけのゲーム(?)です。もはやゲームと言えるのか謎ですが笑。
個人的にこだわったのは、Aボタンを押すと音楽の再生ON/OFFができるのと、再生ONの時はレコード板のような物がくるくる回転するようにしたことです。
Aボタン押下による音楽の再生ON/OFF切り替え部分
まぁ、たいした工夫はないですが一応どんな感じに実装したのか説明させてください。
上側の部分がAボタンを押すとBGMが再生される箇所です。フラグとANDノードンを使って、Aボタンのみで音楽の再生ON/OFFを切り替えられるようにしています。
下側の部分がSwitch本体のY軸回転速度を検知して、音楽の再生速度を変化させています。絶対値を取ることで、時計回りでも反時計回りでも対応できるようにしています。
再生ON時にレコード板のような物がくるくる回転する部分
Aボタンを押して音楽再生ONになるとフラグが立ち、ワイヤーワープAから入力としてONの情報が来ます。ONの場合はまわせるモノノードンを使ってレコード板もどきとヒヨコを回転するようにしています。ヒヨコは置かなくても良かったのですが、レコード板だけだと回転している様子がはっきり見えないので、あえて立体的なモノを置いてみました。何気にこのヒヨコ可愛いですよね笑。
くだらない中にも細かいこだわりが出てくる!
今回このゲームを作って思ったのが、仕組み自体はとても単純なのですが、いざ人にプレイしてもらうことを考えると、細かい気遣いのような部分が必要なんだと感じました。
具体的にどういうことかと言うと、気遣いがない場合は、単純に画面に操作方法を記載した文章を表示しておいて、常に音楽を鳴らしっぱなしでSwitch本体が回転した時は音楽速度が変化するだけでもいいわけです。
しかし、それだと味気ないしどこか不親切な感じがありますよね。。
そう思って今回はAボタンで音楽再生ON/OFFできたり、音楽が再生されているかどうかが判断できるように、ONの時はレコード板とヒヨコが回転する仕掛けを作ったりしました。
このことに気付けただけでも、今回ゲームを作った意味があったと思います。
最後に、今回作成したゲームのID情報は以下です。
ゲームID:G 007 PX0 7KX