【メディア】Nintendo Switchソフトの返金制度

ゲームの返金制度って皆さんご存知ですか?

たまたま興味のある記事を見たので紹介します。

簡単に要約すると、ニンテンドーeショップには予約商品を除いて返金制度がないので、低品質なゲームを買ってしまった消費者を守ることができていない。というものです。

皆さんはそもそもゲームで返金制度があること知っていましたか?
私はそもそもそんな制度がゲームにあることを知りませんでした。なのでこの記事みたいに返金制度があるほうが健全という発想がなかったです。
この記事を見た後で、では返金制度があったほうが良いのか考えましたが、私は返金制度はなくても良いと考えました。そこに行き着いた理由は以下です。

・そもそもなぜゲームだけ返金制度について取り沙汰されるのがわからない。
映画とか他のエンターテイメントで、CMなりプロモーションなどと印象が違ったから返金しろって話は聞いたことがないです。なのに、ゲームだけ消費者の権利が守られるのはちょっと話が違うのではと感じました。

・昔と違って評価評判をすぐに調べられる
これはインターネットが普及した現在では、レビューなどで簡単に購入する前に調べることができます。にもかかわらず、購入する前に消費者自身で調べずに購入するのは自己責任だと思います。
皆さん野菜や生鮮食品買う前に、自分でその商品が傷んでないか確認しませんか?程度問題によりますが、少し傷んでたり、見た目が美味しそうだけど、いざ食べてみたら美味しくなかったから返金しろ!って言っても基本は門前払いですよね。私はそれと同じことだと思いました。

ただ返金制度がないことで危惧されるのが、低品質なゲームが蔓延ることです。
過去を例にみると、PlayStationが発売された時は、それまでスーファミなどのコストが高いロムカセットが主流だったゲーム市場で、コストの安いCD-ROMが主流になったことで、ソフトのサードパーティが参入しやすく低品質のソフトが多く世に出回ったと言われています。
もっと時代を遡ると「アタリショック」という1980年代前半に北米で起きた家庭用ゲーム市場崩壊があります。

いきなりですが皆さんオートミールって食べますか?
最近ヘルシーだよって世間で騒がれてから我が家でも数回買ったことがあるのですが、クエーカーというメーカーのものを買ったことがあります。

え?何が言いたいかって?
私はこのアタリショックを知らなかったので、少し調べてみて興味深かったのが、当時はこのオートミール作っているクエーカーですらゲーム市場に参入していたらしいです。現在だったらそりゃオートミール作ってる会社が面白いゲームを開発できるとは思わないですが、まだゲームというものができて間もない時期なら、なんかすごいプロモーションしてたら面白そうって思っちゃいそうですよね。それほど当時は簡単にゲーム市場に参入でき、世の中には低品質なゲームが蔓延し、ゲーム市場を崩壊させたそうです。

歴史は繰り返されるとは言われますが、個人的には返金制度の有無によって現在のゲーム市場が崩壊するとは思えません。ゲーム市場は成熟しており、消費者の目も肥えているので、返金制度があろうがなかろうが、明らかに品質に問題があるソフトは淘汰されていくはずです。
あとこの記事はSwitchを名指ししているので、あたかも他のPSやXboxなどの大手ゲーム会社は返金制度に対応しているように聞こえますが、そういうわけでもないそうです。むしろこの記事内に各社の返金制度が記載されており、PSやXboxはソフトの返金はしてなさそうなので、なぜSwitchだけを名指ししたのかがわからない。。。

何が言いたいかというと、何でもかんでも消費者の権利がーーーーと騒いでクレームつけるのはアカンで!自分の身は自分で守ろうぜ!ってことです笑
むしろクソゲーといわれるものに当たって良かったと思えるかもしれないですし。
一時期話題になったSwitchソフトの「ファイナルソード」なんかは逆に楽しそうでしたから笑

今回この記事を書く際にアタリショックとかゲームの歴史って面白いなーと思ったので、
こういった過去の出来事を調べて記事にしていくのも楽しいかもと思った次第です。

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